

「金曜日に依頼、翌火曜日には東京の現場で使いたい」
そんな切実なご相談をいただいた際の実例をご紹介します。
金曜日の午後にメールをいただき、火曜日の使用に間に合わせるためには、遅くとも月曜日の発送が絶対条件となります。
材料の手配: リストの中に「長さ3M」の部材が含まれていました。10尺(3,048mm)の板を月曜朝に入荷し、即加工・即出荷という、1分の無駄も許されないスケジュールです。
物流の壁: 最大の懸念は「3M超えの荷物」です。通常の宅配便サイズを超えると、翌日着の確約が難しく、配送事故や遅延のリスクが跳ね上がります。
弊社からは、確実性を高めるために以下の2点を提案いたしました。
分割の提案: 1〜1.5M程度に分割できれば、通常の宅急便が利用でき、配送の確実性が上がります。しかし、お客様からは「どうしても3Mのまま使いたい」とのご要望がありました。
チャーター便の検討: 物理的に月曜出荷・火曜着を保証するためには、トラックを1台貸し切る「チャーター便」しかありません。「送料が約10万円ほどかかる可能性がある」というリスクも含めて正直にお伝えしました。
最終的に、お客様は「一度検討する」という判断をされました。
私たち加工業者は「なんでもできます」と言いたい気持ちはやまやまですが、無理な約束をして現場に穴をあけることが一番の不義理だと考えています。
今回のケースでのアドバイス
このような超短納期かつ長尺物の場合、以下のいずれかをご検討いただけると、よりスムーズな解決に繋がります。
施工現場の近隣業者を探す(輸送時間をゼロにする)
納期をあと2〜3日いただく(物流コストを抑え、確実な手配を可能にする)
私たちは、単に言われた通りに作るだけでなく、物流のリスクやコストを含めた「現実的な最善策」を提案することを大切にしています。お急ぎの案件こそ、まずは一度ご相談ください。状況に応じたベストな着地点を一緒に探ります。
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