

弊社では、アルミのコイル材(巻物状の材料)からの切断加工について、多くのお問い合わせをいただきます。
アルミは軽量で加工性に優れていますが、その「柔らかさ」ゆえに、コイル材を扱う際には特有の注意点があります。
今回は、コイル材から板状に加工する際のプロセスと、仕上がり品質に関する弊社からのお願いについてご紹介します。
アルミは非常に柔軟な金属であるため、コイル状に巻かれた状態から引き延ばし、平らな板状(シート状)にしてから切断することが可能です。
通常、この「引き延ばして平らにする」工程には、専用の**「レベラー」**という機械を使用します。
現在、弊社ではコイル材を機械的に矯正してフラットにする「レベラー」を保有しておりません。
そのため、コイルから手作業等で引き延ばして加工を行う場合、アルミの柔らかい性質上、どうしても**「波打ち(反りや歪み)」**が残ってしまいます。
機械加工(レベラー): ローラーの圧力で均一に歪みを取り、高い平坦度を実現。
手作業での引き延ばし: 材料の巻き癖が残りやすく、表面が波打ったような仕上がりになる。
製品の用途として、この「波打ち」が許容されない(NGとなる)厳しい精度が求められる場合は、以下のようにお願いすることがございます。
【お客様へのお願い】
コイル材のままではなく、あらかじめレベラーを通した**「フラットな板状」**にした状態での支給をお願いする場合がございます。
「このコイル材から、このサイズのパーツを切り出したい」といったご要望があれば、まずは一度ご相談ください。
用途や求められる精度をお伺いした上で、弊社で対応可能な範囲や、最適な材料の状態について丁寧にご説明させていただきます。
【03】 難加工の一覧へ 【04】 A5052以外の素材の一覧へ 実績の一覧へ