今回はアルミ専門レーザー屋(レーザーテック)の
近所にある板金屋さんにお伺いしました。
【会社紹介】
株式会社ワカタ製作所
http://www.wakata.co.jp/
〒555-0012
大阪市西淀川区御幣島5丁目11-27
電話;06-6472-7140
渡邉社長
ワカタ製作所様は
アルミ専門レーザー屋(レーザーテック)の近所
車で10分くらいの場所で操業されています。
特に3次元CADを用いた、複雑な形状の板金製品が得意です。
ワカタ製作所様は、板金屋さんなので
レーザー加工機はもちろん ブレーキプレスで曲げ加工
溶接まで行われています。
ということは、ある程度仕様が決まれば
3次元CADで設計して、自社で最終製品に近いところまで
形にできるということです。
複雑なややこしい案件も対応してくれるとのことなので
他の板金屋さんで断わられたような物件でも
一度ご相談ください。
【なぜレーザーテックに外注にだされるのですか?】
ワカタ製作所様はレーザー加工を2台お持ちなのです。
しかし、アルミのレーザー切断はアルミ専門レーザー屋に
外注に出されています。
それはなぜでしょう?
実は、板金屋さんで アルミは外注に出すというところは多いのです。
アルミ専門レーザー屋のお客様で3割くらいは同業のお客様が多いのです。
レーザーでは、鉄とステンレスしか切断しないと
社内で決められているお客様が多いのです。
ワカタ様も、そのような会社で社内ではアルミは切らないと決められています。
【なぜ、自社でアルミは切らないのですか?】
アルミはレーザー切断時、鉄に比べてレーザー光の反射率が高く
反射したレーザー光が逆入して、機械を壊す可能性があるので
自社では切断しないとのことでした。
また。そもそも切断量が少なく慣れないアルミを切断して
加工条件出しで苦労するよりも、外注に出してその空いた時間で
自社の得意な鉄の薄板を切断するほうが、効率がいいとのことでした。
【レーザーテックに期待することは何かありますか?】
レーザー加工機が故障した時に、近所なのでお互いに
助け合うことができたらいいと思う。